室内園芸?:モヤシ
室内で育てることができる野菜、もやしを育ててみました。
ずっと育ててみたいと思っていましたので挑戦してみました。
土が必要ないので根気があれば簡単に育てることができました。
もやしは育成する種によって味や風味が変わります。今回は大豆を使用してみました。スーパー売ってるちょっと高いもやしですね。
準備したもの
- 大豆もやしの種(スプラウト用)
- 口が広い容器
- ガーゼ(水切りネットでもOK)
- 段ボール
- 輪ゴム
- 受け皿
- ざる
- ボウル
種はスプラウト用のものを使用しましょう。
また、容器は育て始める前に煮沸消毒します。今回準備した容器はプラスチック製のものなので煮沸消毒ではなくアルコールで消毒を行いました。
育て方
下準備
ボウルに水を張って種を洗います。育つとかさが増すので気持ち少なめに種は容器に2段分くらいの量にします。
浮いてくるものはあらかじめ取り除いておきます。
洗った後はざる(画像では味噌こし器)で水を切ります。
水切りした種を容器の中に入れ、種の高さの5倍くらいの水を入れます。
ガーゼでふたをして輪ゴムで止め、5時間ほど放置して吸水させます。
種の説明所には吸水は一晩中と書かれていましたが、野菜の本には大豆の種は6時間以上の吸水は発芽率が悪くなるとありましたので5時間にしました。
吸水完了後、中の水を捨て段ボールの中で遮光しながら育てます。光に当たると光合成をしてしまい緑色になってしまいます。
すすぎ
種は1日2回水ですすいであげます。すすいであげることで種や芽を湿らせ、新しい空気を取り入れ雑菌を洗い流すためです。
ふた代わりのガーゼは取らずに水道水を入れ優しく振ってあげます。強くすると育っている芽が折れたりするので丁寧を徹底します。その後水を捨て受け皿に置き水を切ります。
水切りをしっかりしないと種が腐ってしまう原因になるので注意します。
成長過程
ここからは育成中の写真になります
吸水させて1日後です。すでに芽が出てきています。
吸水させて2日後です。前日より目が増えています。
飛んで吸水させて5日後です。根が出始めました。
大豆の薄皮が剥け腐る原因になりますので、水を張ったボウルにもやしを出して取り除き、ざるで水を切ります。
もちろんもやしを触る際は手のアルコール消毒を忘れずに。
吸水させて7日後です。根がさらに伸び、豆の部分が葉になりそうなものがあったので収穫しました。
1本出してみましたがこんな感じです。ちゃんともやししています。
種の部分と根を取り除きました。 焼きそばに入れてみましたがいつものもやしと比べシャキシャキしていて味も濃くおいしかったです。
1日2回のすすぎをちゃんとしてあげれば簡単に育てることができました。
本によるとあずきや落花生、トウモロコシでももやしを育てることができるとのことなので大豆の種を使い切ったら育ててみようと思います。